腕白な小学生がいた。この男の子には同じように腕白な同級生の友達がいて、二人揃えば怖いものなしでした。ふたりは、小学校から中学校。高校へ進学、更に大学も同じという親友で、切っても切れない間柄だった。
大学では応援団だったふたりは、見た目も腕っ節も自信があった。やがて恋の季節。腕白だった男の子がデパートのエレベーターガールに恋をした。毎日のようにデパート通いをするだけで、エレベーターガールに思いを告げられないままでした。
今だったら、1つ間違えばストーカー扱いされるのだろうけど、応援団だった気概を発揮して、こっそりとボディーガードとしてエレベーターガールの帰り道を見守っていた。そんな親友の様子に、もうひとりが助け船を出した。エレベーターガールに絡んでやるから、そこに現れて彼女を救い出せ。と・・・。