《今夜聴くべきクラシック・ライヴ》黄金の糸で装飾されたような《交響曲第4番》、初演はちょうど100年前。NHK交響楽団定期演奏会 マーラー没後100年記念コンサートは午後6時から

マーラー没後100年に、N響が記念コンサートに選んだのは《交響曲第4番》。マーラーの『天上の歌』として、明るく叙情的な交響曲です。いつもの大きな管弦楽でなく、終楽章に一人のソプラノが加わって短い歌を歌います。

うれしい愉しい天上の国

浮世のことは忘れよう

天の国には

地上の騒ぎはとどかない!

どこもかしこも平穏そのもの!

天使のような暮しぶり!

とはいえ、まことに浮きうきわくわく!

歌って踊って

跳んでははねて!

ペーテロさまが見ておわす!

Nhk

男は愛せよ、女は愛されよ。若者も年寄りもキスをしよう。すべての命を愛そう。と、歌うベートーヴェンの『第九』に通じるようではありませんか。

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