マクラーレンではなくて、マクラフリン。言い違えやすい名前のミュージシャン。故に、気の毒。本人曰く、マクローリンという発音の方が正しいと言うことだ。そう言われれば確かに、マクローリンの方が読みやすいのだけど、日本で誰が『ラフ』と呼んだのだろう。演奏は確かにラフ・スタイルで、多くの演奏家との共演が多いのでスマイリーなつきあいの出来るギタリストなのでしょう。
John McLaughlin This Is Jazz, Vol. 17 Columbia/Legacy 64971 - Sep 24, 1996 ★★★
このCDは、もう15年前のもの。1975年頃のジャズ・ロックから80年代いっぱいのフュージョン音楽が詰まっています。わたしは1曲目、2曲目あたりの角張ったロックの風合いが好きだが、通して筋は通っているのでベストアルバムとしてよりも良質なBGMに向いています。だから、15年間も《お気に入りCD棚》に居続けているのかもしれない。
もっぱら脇役的ミュージシャンだと思うけど、ソロのアルバムも多くて改めて勉強になりました。ビートルズのリンゴ・スターが要になって良い友達が寄っていた様な存在。音楽の進化を先へと継承していく車掌さんだ。
タイトルの『ディス・イズ・ジャズ』は、マクローリン(マクラフリン)の音楽への姿勢、ベストアルバムのコンセプトを表現しているもので一般的なスタンダード・ジャズや、モダン・ジャズ、聴きやすいジャズではありません。試聴 http://amzn.to/xFMnPc
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