遠足で頑張って歩いて、ぐっすりのちびっ子はどのような夢を見るのでしょう。楽しく友達と、空を飛んでいるのでしょう。おなかをすかせて、ご馳走の夢を見るのでしょう。
楽しい夢だったという気持ち、ご馳走をもう少しで食べるところだったのに、と言った身体が覚えているようなことはあるけれど、何をして遊んでいたのかご馳走が何だったのかは頭も、まぶたの裏にも残っていないことがあります。
起きたら口の中が変な感じで、掛け布団のヘリをしゃぶったのかなと思えることがあります。
夢はうつつ。起きたら忘れているのが良い物という考えがある、とすれば今朝起きてから、12時間以上。15時間は経っているのに夢を覚えています。とても不思議な夢で、現実生活とは重なるところが見いだせず、どこかの誰かの経験なのでしょうか。経験としても、それは非常に特殊。
何かというと、西田敏行さんが旦那様だという夢でした。
わたしは女性新聞記者、或いは雑誌のライターで息子を連れて新しい赴任先へやってきた。息子は幼く4、5歳位。夢の進行では小学校低学年だったり、もっと幼くなってたりしています。娘も居ることになっていたり会話では出てくるのだけど、姿は出てきませんでした。
ちょっと勝ち気な女性記者は、既に仕事のやりやすいところに住居が約束されていた。荷物は先にそこへ送って、息子とふたりやってきたのだけれども夫の家となっている。どういうことだ!?
その夫というのが西田敏行さん。結婚届のような手続きまではしてあるわけでは無いけれども、職場にはそう届け出がされていて住居が約束されていたというわけだった。ともかく職場に行って上司や新しい同僚に顔合わせ。それが力量を試すような、どういうリアクションをするのだろうかというような奇妙な行動をみんながします。親しげな態度をとる人たちが居たり、ガンを飛ばすような態度で反応を見たりする人たち。
帰宅(と言っても、偽りの夫の家ですが)すると近所の子どもたちが荷物の整理を手伝っていた。たくさんある本に一喜一憂。たくさん並べられた本棚には既に思い思いに並べられています。「上の二段に良く手に取る本。下の方には資料的なもの。棚の中央は仕切りが無くて、サイズが規格外の本を置くところ。」などと説明しています。・・・この本棚は、実際にわたしがデザインして発注した本棚の変形。
そこで「女の子も居るんだね」と子供が尋ねてきた。「でも、どこにいるの?」って。わたしもびっくりだ。でも、そこに奥の部屋でおじいちゃんと女の子が遊んでいるという声が届く。早速覗いたものの、おじいちゃんのような影・・・存在感を感じさせているだけで認識は出来てない・・・はあるけど女の子の姿は確認できなかった。
息子は「パパと一緒に手伝って」という呼びかけに疑いも無く従っているし、その夢はこのあたりであやふやになって行く、半ば目が覚めかけていたからかもしれない。次には表を歩いていて、手を結んでいた子供が転びかけて空気がしぼむように存在が消えていった。
次は町並みが一転。どこか外国のホテルのようなところ。突然病人に遭遇したか、けが人が出たかで、医者を呼びたいが地理が分からない。通りに出たところで看護婦さんだという女性に出逢い、向かいのビルに病院があると教わる。そこは雑居ビルで飲み屋などと一緒に保育所もあるようだ。その何階だかに救急病院があって、しばらく待つと小さいエレベーターから担架を持った医者達が来てくれた。
しかし、この夢も後は分からず。ただいずれも国内だか外国だか分からない街だった。西田敏行さんが何故、わたしを嫁にしたがったのか。これだけ書いている間に頭に残っていた夢はようやく消えていくようです。風邪から来ていたと思う頭をヘアバンドで縛っているように感じていた、軽い頭痛も治まった。
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