普通だと熊本城二の丸駐車場で、大方が降車するのに車内のほんの1割ほどゆとりが出た位。
小さいバスはえっちらおっちら、御幸坂は一気に登り切れずに八合目でいったん息切れしたほどでした。
いつもより時間をかかってついて熊本博物館。人が一杯。バス停前には館長さんまで総出でした。まさか館長さんが出迎えてくれるとは思わなかったのでびっくり。一般客の他に研究者の来館もあったようです。
会場は1回特別展示室。日頃は館内から入室できるのですが、プラネタリウムとの混乱を避けてのことだったのでしょう。料金窓口横からの出入りとなってます。出入り口も学芸員総力。顔なじみの学芸員に「カメラ撮影は出来ますか」と尋ねたところ、残念ながら撮影は禁止でした。入ると資料を受け取っただけでカメラチェックはされなかったし、展示場の注意書きにはカメラは鞄の中にと在ったから持ち込みを規制されているわけでは無い程度の監督。ネット検索するといくつか写真がヒットするんだけど携帯か何かでこっそり撮ったのかもしれない。
中はパネルで仕切って巡回路になってました。展示品は8つ。2つは模型で、レプリカも数点。本物には警備員がガードしていたから、こっそり撮るとしても模型の方だけが可能だろう。
パンダ見物のような行列で、じっくり見るゆとりはありませんでした。
写真は受け取ったチラシ。
はやぶさの1/8模型と、カプセルのカットモデルにはガードは無かったけれど、他の6つにはそれぞれガードマンが警護していて物々しかった。観ながらのおしゃべりも控えたくなる感じ。「インスツルメントモジュール」、「搭載電子機器」どれも小さいもので、1升炊きの炊飯器ぐらいでしょうか。「モジュール」も「電子機器」も熱で破損したところはレプリカで復元されていると言うこと、1番大きく目につく一番奥に展示されていた「ヒートシールド」はレプリカ。本当の実物は「背面ヒートシールド」と「パラシュート」と言うことで、人での割には肩すかしと言った印象。
子どもたちは、「あれれ」という感じだったんじゃ無いかしら。でも、このヒートシールドは蒸着してあったアルミが溶けて金色に黒のヒョウ柄模様になっていて不思議な芸術品のようでした。落下してすぐはずいぶんと高熱だったでしょうね。
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