7年間で宇宙を60億キロ旅し、昨年6月に地球へ帰還した小惑星探査機「はやぶさ」のカプセルやパラシュートなど実物を含む7点が23日から熊本博物館(熊本市古京町)で特別公開されています。この展示会が本日で最後になります。熊本県内での展示はこれが初めてで、次の機会は来年3月の菊池市での展示です。
今日は、SPレコードコンサートも2階研修室で行います。こちらは午後1時開場ですので、早くいらっしゃってもお構いできません。ただ、今回は一般の方のレコード持ち込みを歓迎致します。
聴いてみたいけど蓄音器がない。このレコードはLPレコードなのかSP盤なのか、はっきりしないのだけどと言うのもお持ちください。1回特展室での開催でしたらLPレコード、EPレコード、ソノシートなども再生できたのですが「ハヤブサ」の特別展示となりましたのでコンサートでお聞きいただけるのはSPレコードに限りますのが残念でしょうがありません。
「ハヤブサ」を見学されたあとで、SPレコードコンサートへ足をお運びいただければとお待ち致しております。
「はやぶさ」公開 カプセルなど7点 熊本博物館 2011年11月23日
7年間で宇宙を60億キロ旅し、昨年6月に地球へ帰還した小惑星探査機「はやぶさ」のカプセルやパラシュートなど実物を含む7点が23日から熊本博物館(熊本市古京町)で特別公開される。22日、同館が報道機関向けに事前公開した。
小惑星イトカワの微粒子が入っていた「インスツルメントモジュール」の実物=熊本市の熊本博物館
宇宙航空研究開発機構(JAXA)が昨年から巡回展示しており県内では初めて。本年度は全国40団体が選ばれ、来年3月には菊池市でも展示する。
カプセルは幅40センチ、高さ20センチ。中心部に小惑星イトカワの微粒子が入っていた内部構造「インスツルメントモジュール」など、実物が4点並ぶ。
前面と背面の2枚合わせでカプセルを覆った炭素繊維強化プラスチックのヒートシールドは、大気圏突入時に1万数千度の空力[くうりき]加熱にさらされて表面が焼け焦げ、帰還の過酷さを物語る。ポリエステル製のパラシュートや再突入時にカプセルの頭脳となる搭載電子機器部もある。
「はやぶさ」の8分の1サイズやカプセルのカットモデルなど模型3点も展示する。
27日まで。午前9時~午後5時で、入場無料。期間中、プラネタリウムでは地球までの帰還を描く「HAYABUSA-BACK TO THE EARTH-」(高校生以上入館料300円、プラネタリウム観覧料200円)も上映する。熊本博物館TEL096(324)3500。(内海正樹)
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