近頃はめっきりハイレゾ音質でデジタル音楽を楽しむようになりました。アナログ・レコードのハイレゾ版は、カートリッジの針先とヴィニールの間に発生するサーフェイス・ノイズ、チリ音、ジリ音がよく聞こえる。テープ発売された音源ではヒスノイズなど、SN 比が嘗ての聴取感を思い出せてくれる。蒸留された mp3 、CD が落ち着くという向きは変わらず何時の世もいるでしょう。
ハイレゾ音源を Mac で聞く方法は・・・
と、相談を受けて VLC を教えたけれども、88 ビットまでのデータであれば充分。 96 ビット、192 ビットは XLD と使い分けています。
ビートルズの『アビーロード』を今聴いていますが、A面最後の『アイ・ウォント・ユー』での『シー・ソー』というフレーズは『シュッ』と歪む。この感じは初めて聴いた時と変わらない。アナログレコードの内周で起こるエネルギーが詰まっていく感じは CD で聞くほうが耳あたりはいいだろう。でも平板になってしまってもいるので、そこは好み次第だ。
Macのメディア・プレーヤーの定番 XLD がアップデートされた。
バージョン 20121013:
- IETF Opusのエンコードに対応
- リッピング時にReplayGainタグ (トラックゲインのみ) をFLACファイルに書き込むように
- MusicBrainzで検索時にdisambguationフィールドを読むように
- カバーアート検索時に有益なエラーメッセージを表示するように
- コマンドライン版でプロファイル選択のサポート
- Apeタグの読み書きの改善
- ディスクリストの更新を必要時に自動で行うように
- アルバムアーティストタグがトラック毎に異なる時にファイル/フォルダ名に反映されない問題を修正
- 空のタグが存在するファイルを読む際の問題を修正
- リップ時にトラックがスキップされた場合にログファイルが複数生成されることがある問題を修正
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