心にしみ入る「愛」の詩 - JOHN LENNON : LOVE 2011年12月8日に思うこと。

愛は真実 真実は愛

愛は感覚 愛を感じること

愛とは愛されたいと望むこと

ジョンの繊細な心が僕を泣かせ、そして優しくさせる。ニュー・ミックス・ダウンで贈る心にしみ入る愛の詩

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1982年発売。1970年に発表されたアルバム「ジョンの魂」に収録され、1982年ジョンの死後に発売された「ジョン・レノン コレクション」からのシングル・カット曲。オノ・ヨーコと結婚後、日本の文化に興味を持ち松尾芭蕉の俳句集からインスパイヤされて作られた曲で、愛の概念についてシンプルな言葉だけで歌詞が書かれている。バックの楽器もギターとピアノだけで演奏されている。

1970年の時点に、既にシングルカットされていなかったのか?と、驚いたレコードだ。このシングル盤が発売される以前は、放送局でのリクエストはLPレコードから応えていた。放送局用に特別にカッティングされたDJ仕様盤も、まもなく配布されている。

一般的にはジョンの死後浮上した名曲と言えそう。ジョン・レノンの曲じゃ無くて、ビートルズだと思い込んでいる人も居たほど。確かに「イエスタディ」、「イン・マイ・ライフ」のタイプだと言える。

一時期は何度も何度も気に入って聴いていた曲ですが、単独で聴くと上っついた歌だ。アルバムの中でハードでヘビーな曲に挟まっていて、この曲の短い安らぎが生きると言えそう。「ラヴ」と言えば、「Lといったら・・・」の「ラヴ L-O-V-E」の方が上をいくと思う。同名タイトルで少し損をしている。

12月8日、今日はジョンが無くなった日。来年にはこの「ラヴ」がシングルカットされて30年。学校の教材に登場すると言うが、「愛とは愛されたいと思うこと」・・・どうも、誤解されて若者に受け止められていないか。

中学生の少女が、顎を知らない男にナイフで切られたという事件。夕方のニュースでは、同様の事件が急増していると報道していた。時代劇で言えば「急ぎ働き」とか、「辻斬り」とか理不尽な事件は、11月30日から12月1日になると鬱屈した日とをせき立てるのではあるまいか。

背後からの人に注意するようにテレビでは訴えていた。日との背後に従ってのほほんと歩かないようにしたい。

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