小澤征爾さんの後を受けて、フランツ・ウェルザー=メストさんがいよいよウィーン・フィルの指揮台に立ってくれることになりました。ニューイヤーコンサートも思えばこの数年、ウィーン・フィルとの所縁はあるものの面白いと思わせるぐらいの顔合わせで、往年の指揮者が入れ替わり立ち替わり。長いウィーン・フィルのニューイヤーコンサートを楽しんできたファンにとっては、息抜き、中継ぎ感はあったと思います。
それもこれも、フランツ・ウェルザー=メストさんの登場を期待していたからですね。日本のクラシックファンにとっては小澤征爾さんの音楽監督就任は嬉しいことでしたし、小澤征爾さんが指揮したニューイヤーコンサートのCDは、過去最高の販売枚数を数えもしました。それも、クラシックのCDの販売枚数のケタを数十倍も超えてポップスチャートに登場するほどだったのですから普段クラシック音楽を聴かない人も購入して聞いたという事になりますね。
しかし、確かフランツ・ウェルザー=メストさんが忙しくて辞退したことから、小澤征爾さんにお鉢が回ってきたんじゃなかったかな。でも何かと話題豊富の結果、ウィーン・フィルの経済は潤ったことでしょう。さあ、いよいよウェルザー=メストさんに本物の「今のウィーン風サウンド」を聞かせて貰いましょう。NHKでの生中継は、NHK-FMと地上波のみでの放送のようです。
今夜は、何色の衣装で登場するのでしょうね。
ウィーン・フィル、ニューイヤーコンサート2011 演奏プログラム ↓
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