夕食 - 牛肉入りピリ辛きんぴら

鮗を料理しないといけないなと感じたので、ハヤシライスは朝ご飯で終わりにしました。だから牛肉が半分残る形になったので、牛肉入りのピリ辛金平になりました。お肉の入った金平といったら、学校給食をいつも思い出してしまいます。配膳の時に「お肉のところを多く下さい」とか「脂身のところだった」とか、賑やかな事でした。

牛蒡とかって、そうした時に一緒に食べて土臭さがだんだん好みになったんじゃないかしら。牛蒡は鉄分があって血行にも良いし、それなのに戦争の後の裁判の時には"樹の根"を食べさせられたと捕虜だった英米兵が訴えたと言います。

物資のない日本だから、戦争を仕掛けたというのに一生懸命、せめて栄養価だけでもと調理して出してくれたんだと思いますよ。

午後のラジオで東北地方太平洋沖地震の被災地から「食べ物の支給は朝と夜の2回。最初の頃と比べて食べ物が少なくなっていくのを感じます。夕方5時に夜の支給がありましたが、おにぎりと汁物のようです」と、NHKのインタビューへの返事があっていましたけれども消化に良いものとなるとやむを得ない事ではないかしら。

 

写真は CX4( http://ow.ly/42pB1 )のクリエイティブ撮影、上がミニチュアモード、下がトイカメラモードで撮しました。ひとつ前のエントリーの「このしろ蒸し焼き煮」はトイカメラモードでの撮影でした。

 

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