師走朔日 夜の熊本城、滑走するバイク - 高解像度写真は Flickr で観てください。
2011年12月1日木曜日
第284回 蓄音器でレコードを楽しむコンサートは恒例《第9》
昭和10年、日本コロンビアの要請で録音されたワインガルトナー指揮ウィーン・フィルの晴朗な響きを聴いて良い年を迎えましょう。双璧と言えるフルトヴェングラーのドイツ風の重厚さと好対照の、優美で典雅に流れる《第9》。戦前のウィーン・フィルのしなやかで柔らかい絹の肌触りのような美音は、8枚の音盤の記憶として永遠に聴かれ続けていくのでしょう。

昨年の例会の録音を聞き直してみたら、第2楽章にスポットを当てて解説をしていました。その中で第1楽章について、ワインガルトナーの演奏は第1楽章を聴いただけで、先を聴く気持ちがだれてしまう。と言っていました。
切迫スケジュールにならないように待ち時間が出来たら、早くに処理できるものは手をつけておいたが良いだろう #gremz
師走を迎えた。先週末は一時的な冷え込みだったのか、本格的なストーブの季節だと覚悟したけど、今週は日曜日から好天に恵まれた上に暖かい。冬枯れに晒されているのを眺めていた木々も、日差しを身体を伸ばして吸収している。

先週は夜になったら早々と睡眠で体力を保とうとしたほどだったけど、今朝はまた毛布をまくり上げてしまっていた。二度寝も良いかなと思ったものの、早い睡眠で起床も早くなっている。昼間が長くなる分、時間が有効に使えていることを実感した今日でした。