ギフトボックスに指の穴! - エッセイ・佐川急便

東京のデパートには果物売り場に、指で桃を押さないでください。と、注意書きがあるそうです。十何年か前の伊丹十三監督の映画のワンシーンを思い出した。桃が美味しいタイミングは触ってみるのが良いのだけど、傷むのも早い。

母の入院生活が長くなった頃、リハビリを始められるようになった頃に支えの代わりに腕をつかもうとしたのをいやがった。注射で欠陥が弱くなっている上に、肌はいぼむのです。

さて、昼食時に玄関の呼び鈴が鳴ったけど、出損なっていたらAmazonからの荷物だったようだ。そう気がついて不在連絡票にあった佐川急便に再配達を頼むのと一緒に、インターネット・メール通知のサービスを登録した。ついでにマスコットの応募もしてみた。

夕方、キッチンの勝手口の近くでカチャリと言う金属質の物音がしたからと、遠回りに玄関から様子をうかがって何事もなさそうだと家に入ろうとしているところに佐川急便の配達車が入ってきた。

配達員の男性が車から降りるのを待って、挨拶を交わした。もし、怪しい奴だったらと思って手にしていたものに気がついて、配達員の男性が荷物を取り出す間に玄関の中にそれを置いて改めて出たら、もう玄関まで来られてた。

ここにお願いします。と、おっしゃってから、一瞬の間が。・・・ あ、すいません。と、ボールペンを出された。

すぐには気がつかなかったけど、玄関に入ったので印鑑を用意して出たと勘違いされたのかもしれない。

それで思ったことだけど、宅配便を印鑑するのとサインで済ませるのとどう違うのだろうか。

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