ギター・レジェンドたちが飾った音楽雑誌の表紙:フュージョンのパイオニア、ジェフ・ベック

ロック・レジェンド、フュージョンのパイオニア・・・そんな肩書きが踊っている、ジェフ・ベックが表紙を飾っている米ギター・プレーヤー誌の1980年10月号です。昨日だったか、一昨日だったか、「聞き込んでいないせいかもしれないけど、フュージョンという音楽ジャンルはいまいち好きになれない。」なんてツイートが目にとまって印象に残った。Facebookで流れてきたTwitterのつぶやきのかけらだから、話題の流れは分からない。「ニューエイジって音楽ジャンルもあるし、わけわからないよね。 ○ ・ω・ ○」って事だから、対話のやりとりで“音楽ジャンル”としての言葉と聞いてみたフュージョンと言われる音楽がしっくりこないもののようです。

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フュージョンの幅が広すぎるのも要因かと思います。ポップなのもあればジャズ・プログレ寄りのものまで
かもー。 テクノとプログレでいいかなって気もする。

フュージョンという呼ばれ方をした音楽は、幅広い音楽が接点を持ってしまったところででてきたレコード芸術をさしていました。大抵がジャズとロックの融合をそう親しんでいたようです。フュージョンという音楽ジャンルの言葉が一般的になる少し前には“クロスオーバー”という言われ方をしていました。文字通り、ミュージシャンが音楽ジャンルの垣根を越えて共演をして生み出した音楽。30年経った現在では本格的でない耳あたりの良いクラシック音楽に、クロスオーバーとジャンルが記されているようになりました。ビルボードのチャートにも定着している模様です。

このフュージョン。その後音楽ジャンルが細分化してしまって今や死語。おそらく、1970年代前後から洋楽ロック、ジャズを聴き比べていた音楽ファンにだけがイメージできるものかも知れません。ロック・ジャズ、ジャズ・ロックと言われていた音楽を一括りにしようとして誰かがフュージョンと命名したのでしょう。

ジェフ・ベックの様に、歌詞やサウンドでは無しにギターのプレーを長々と聴かせるプログレだけれども、シンセサイザーやたくさんのパーカッションがちりばめられた音楽絵巻では無しに、ジャズのプレーの様にインプロヴィゼーションに富んだ人肌を感じさせる音楽。それがフュージョンとされた音楽。でも、振り返って聴くとジェフ・ベックだってプログレで良いんじゃないかしら。そう思います。

フュージョンはそんな時代のムーヴメントであって、ミュージシャンはジャンルにこだわらないでプレーできた楽しい時代だったのでしょう。

 

わたしは、クロスオーバーとニューエイジと、リラクゼーション、アンビエント・ミュージックの違いが分かりかねます。

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