求む《震災支援》常連客は何処へ行く - 老舗ソープ店、津波で営業再開に目処立たず。

湯の町の老舗ソープ店だったから、13人居た女の子たちは震災後に他のお店で働けるようになって嬉しいこと。しかし常連客には気の毒なこと、贔屓の女の子たちが移った先のお店へ通い難い男性も居ることでしょう。和風湯房いとはんは老舗店だったから観光事業の面からも支援、或いは長期の援助があるように夢を持ちたい。直接でなくて良い、復興支援の作業員の来店が増えているように企業や、役所でソープ店に通ったら特別手当が出るようになると嬉しいな。

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女の子は…老舗ソープ店、津波で営業再開にメド立たず via news.livedoor.com

東北有数のソープランド街でも知られる福島・小名浜(いわき市)。震災後、復興のかいあって、被災した店舗のほとんどが営業再開にこぎつけた。だが、ソープ街の歴史を支える、ある老舗店はいまも目途がたっていない。この店だけが、津波にのみ込まれたからだ。(震災取材班)

小名浜港から北に3分ほど歩くとソープランド街に入る。3月11日午後2時46分、襲った地震は震度6弱。未体験の大揺れにドレス姿の女性たちが店から飛び出し路上にあふれかえった。

18軒あるソープのなかで、港に一番近い老舗店「和風湯房いとはん」では、責任者が血眼になって女性たちに避難を呼びかけた。その約1時間後と午後8時過ぎの2度、「いとはん」は津波にのみ込まれた。

30年近く同店を切り盛りするオーナーの男性(73)がこう嘆く。

「次の日の朝、店を見に行くと、ウチだけ1階が汚泥とガレキに埋まり、どこから手を付けていいか分からない状態だった。フロントや待合室、5つある浴室が使えなくなり、屋根瓦もかなり落ちた。無事だったのは2階の5部屋と事務所だけ。立ちつくしちゃったよ」

津波の威力はすさまじく、建て替えが必要なほど損傷した。だが、ソープランドは法律で建て替えが禁じられている。改修でしのぐしかない。

「役所に罹災証明書を申請しているけど、認められてもこういう業種だから銀行の融資を受けられるかどうか…。ざっと1500万~1600万円はかかる」とこぼす。

震災から2週間後に水道は復旧。同業他店は都市ガスやプロパンで湯をわかし、1つまた1つと営業を再開した。

「湯遊 鎌倉御殿」では「地震前は常連客と観光客が柱だった。いまは、観光客の代わりに、復興支援の作業員の来店が増えてます」(店員)と話す。

日中、被災者のために無料で浴室の開放も始めたという。

だが、津波に襲われた「いとはん」では再開どころかボランティアさえできる状態ではない。肩を落とすオーナーの背後から、内装業者の大きな声とトンカチの音が響いてくる。

「13人いた女の子は、みんな他の店や他の地域に移って行ったよ。彼女たちも毎日食べなきゃなんないから仕方ないけどね」

再開は早くても2カ月先になる。前途は多難だが、店とともに歩んだ半生。「必ず復活しますよ」。常連客も待ち望んでいる。

女の子は…老舗ソープ店、津波で営業再開にメド立たず via news.livedoor.com

 

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