“原発 格納容器に損傷なし” - 施設境界で検出された高い放射能数値は短い時間で通常レベルに減少したそうです。

福島第一原子力発電所からの避難の範囲が20キロに拡大、第二発電所からの避難も進められている様子。NHKでは記者会見後も、放射能から身を守る為に屋内にとどまるように、或いは肌の露出をしない服装で居ることを繰り返して報道中。菅首相がチェーンメールなどで不安感を煽らないようにと訴えていたように、ニュースソースの確認を怠らないように自分で考えての行動力を必要な時と言えそうです。

(2011-03-12_20

枝野官房長官は、記者会見で、福島県の東京電力・福島第一原子力発電所で何らかの爆発があったことについて、建屋の壁が崩壊したもので、原子炉を収納している格納容器には損傷がなかったことを明らかにしました。また、菅総理大臣は、住民の健康被害が出ないよう全力を挙げていきたいという考えを示しました。

この中で、枝野官房長官は、福島第一原子力発電所で何らかの爆発があったことについて、「原子力施設は鋼鉄製の格納容器に覆われている。その外が、コンクリートと鉄筋の建屋で覆われている。このたびの爆発は、建屋の壁が崩壊したものであり、中の格納容器が爆発したものではないことが確認された」と述べ、原子炉を収納している格納容器には損傷がなかったことを明らかにしました。これに先立って記者会見した菅総理大臣は「今回の地震で、従来の想定をはるかに超える津波が襲ったために、原発が止まった際に稼働することになっていたバックアップ体制に問題が生じている」と述べました。そのうえで、菅総理大臣は「避難の範囲を10キロから20キロに広げることをお願いすることにした。これを含めてしっかり対応をすることで、1人の皆さんも、健康被害に陥らないよう全力を挙げていく」と述べました。

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