東の空、阿蘇はフィルターがかかってでもいるようです。

熊本市内は室町時代くらいまでジュッタンボだったから地面から霧が立ち上がることもあり、地形的に気温が上がって霧の水滴が気化したら、実は晴れてることが多いもの。(よく聞く)ヨーロッパの陰鬱な霧とはちっと違う。

昨日、同じ熊本在住のTwitterフレンドに教えて頂いたことです。空一面が薄く色がついて感じられるのは虹のような現象になっているのではないでしょうか。小学生の時は知って学校に行く時、小さく虹の結晶のようなキラキラを観たように思います。中学の頃からは通学路を車と競争していたので、空気の澄んだ朝は多くは感じることが出来ませんでした。

冬は寒くて当たり前…とはいえ、クリスマスの日に雪が降ったのは小学生の頃が最後だったのではないかしら。その日は昼になっても庭の松に雪が残っていて、今でも昨日のように思い出せます。赤い服のサンタクロースの後ろ姿を観たのも、長い木戸から鬼のような観たこともないものがやってくるのを観たのも同じ年のことだったと思います。

明日のクリスマスはどんな日になるのでしょう。今夜の熊本の寒さや空気の感触は、クリスマスを通り過ぎて2月の討ち入りの気候を思わせます。育った住宅街から今の自宅に移ってきて、再び小学生時代の自然に立ち返った感じがしています。

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